Renault Niagara、アルゼンチンで発売 約466万円から

Renaultは、ピックアップトラックのNiagaraをアルゼンチンで発売する。同国は生産拠点でもあり、同モデルにとって最初の市場となる。グレードは3種類で、エンジンは1種類のみ。四輪駆動は最上位グレードだけに設定される。今後はブラジルに投入され、その後コロンビアなど南米の他の国々にも展開される予定だ。

Renault Niagara、アルゼンチンで発売 約466万円から

アルゼンチンでの価格は、約466万円から約611万円。グレードは、下から順にEvolution+、Iconic+、Outsiderとなる。

Renaultは2015年、初代Dusterをベースにしたピックアップ、Duster Orochを発表した。ブラジルの工場で生産され、主な販売先は南米だった。2022年にはDusterとの関係を解消する改良が施され、マイナーチェンジ版はRenault Orochと名付けられた。Niagaraのコンセプトモデルは3年前に公開され、量産モデルは9月にデビューしていた。

車体はモノコック構造で、RGMP(Renault Group Modular Platform)の派生アーキテクチャーを採用する。コンパクトクロスオーバーのKardianや、ブラジルで南米向けに生産されるSUVのBoreal と同じ系統の基盤だ。インテリアはBorealとほぼ共通で、埋め込み式のデジタルメーターパネルとマルチメディア用ディスプレイが一体的にデザインされている。両者の間にはエンジンスタートボタンが置かれ、センターディスプレイの下には物理スイッチが並ぶ。センターコンソールには、コンパクトなシフトセレクター、スマートフォン用ワイヤレス充電パッド、走行モードの切り替えダイヤル、シャッター付き収納ボックスを備える。後席の背後にも収納スペースがある。

外観では、長方形のプレートを並べたフロントグリルと、従来のエンブレムに代わるクロームのピクセル調ブランドロゴがコンセプトから受け継がれた。ヘッドライトもプロトタイプ由来だが、同様のライトを最初に採用したのはBorealである。一方、コンセプトにあったテールランプ間のライトバーは、量産モデルには採用されていない。ボディはダブルキャブのみで、全長は仕様により4912mmまたは4942mm、全幅は1833mm、全高は1707mmまたは1710mm、ホイールベースは2956mm。最低地上高は224mmまたは233mmと発表されている。

Renault Niagara、アルゼンチンで発売 約466万円から

ベースグレードのEvolution+は、LEDヘッドライト、17インチホイール、ルーフレール、7インチのデジタルメーター、10.1インチのマルチメディアディスプレイを装備する。そのほか、エアコン、バックカメラ、6つのエアバッグ、一般的なクルーズコントロール、自動ブレーキ、レーンキープ機能が標準で、シートは布張りだ。ロボタイズドトランスミッション仕様には、18インチホイール、パドルシフト、アダプティブクルーズコントロールが加わる。

中間グレードのIconic+は、フォグランプ、エコレザーの内装、10.2インチのデジタルメーターが特徴となる。マルチメディアシステムはより高機能になり、画面サイズは同じく10.1インチ。このほか、スマートフォンのワイヤレス充電、イルミネーション付きの室内照明、左右独立調整式のエアコン、全周囲カメラ、ブラインドスポットモニター、後方の横断車両警告も備わる。最上位のOutsiderは、専用の外装デコレーションと、オフロード用タイヤを履いた17インチホイールで見分けがつく。オプションには、プロテクター、サイドステップのほか、荷台カバー(ハード、スライド式、ロール式の3種類)が用意されている。

Renault Niagara、アルゼンチンで発売 約466万円から

エンジンは、Borealと共通の1.3リッター直列4気筒ガソリンターボのみで、最高出力は156馬力、最大トルクは270Nm。Evolution+では6速マニュアルとデュアルクラッチ式ATから選べるが、ほかのグレードはデュアルクラッチ式ATのみとなる。駆動方式はEvolution+とIconic+が前輪駆動、Outsiderが四輪駆動。積載量はベースグレードがマニュアル車654kg、デュアルクラッチ車651kg、中間グレードが613kg、最上位グレードが554kgである。