Google、着脱式キーボード搭載のGooglebookを準備

Googleは、キーボードを取り外せるタイプのGooglebookを開発していることを明らかにした。第一弾は、Lenovoが投入するGooglebook Duet m(開発コード名Sapphire)になるとみられている。同機は8月にBluetooth SIGのデータベースに登録されており、発売に向けた準備が進んでいる様子がうかがえる。ただし、Lenovoは仕様について一切公式発表を行っていない。

Google、着脱式キーボード搭載のGooglebookを準備
写真: Techpowerup

最近、このモデルのキーボードとLenovo Pen Pro(スタイラスペン)が米連邦通信委員会(FCC)の認証を通過した。識別番号はO57DUET13BTKBとO57AP501U1である。図面によれば、キーボードの左側パームレストにはGooglebookのロゴが入っている。本体に装着した状態ではpogo pinで接続し、単体で使う際は内蔵バッテリーによるBluetooth LEで通信する仕組みとみられる。

非公式の情報では、Duet mは13インチのOLEDディスプレイとMediaTek製チップを搭載するという。ただし、チップの具体的な型番については情報源によって見解が分かれている。FCCの書類からは発売が近いことが読み取れるものの、仕様と価格が公表されるまで、本機に関する情報はすべて非公式の域を出ない。

ソフトウェア面では課題が残りそうだ。開発は初期段階にあるが、Googlebook OSは縦向きでの利用を想定した設計になっていないようである。全画面表示のアプリは縦画面に切り替わる一方、ホーム画面、Overview、アプリトレイは横向きに固定されたままとなる。タブレットとしても使うことを前提とした端末にとって、これは大きな弱点といえる。

今回の計画は、先週開催されたAndroid Dev Summit 2026の基調講演で示された。Googleは、Chromebookの後継となるこのプラットフォームが、クラムシェル型、コンバーチブル型、そして近く登場する着脱式まで、大画面端末の幅広い形状に対応すると説明した。発売時期、価格、具体的な製品名は明らかにされていない。

現行のGooglebookはクラムシェル型が中心である。コンバーチブル型は、360度回転するヒンジを備えたAcer Googlebook 14が唯一の製品となっている。Lenovoはすでに Googlebook 15を販売しており、着脱式の第一号もLenovoから登場するとの見方が出ている。