Feiyu Pocket 4は画面が大型化し価格は約4万5千円

FeiyuTechは、3軸ジンバルを搭載したカメラFeiyu Pocket 4を発表した。外観はDJI Osmo Pocket 4とよく似ている。1/1.55インチセンサーと2.64インチのタッチ式ディスプレイを備え、最大4K・60fpsで撮影できる。標準セットの価格は約4万5千円である。本体は競合機種より厚く、10ビットカラーへの対応については資料に記載がない。

Feiyu Pocket 4は画面が大型化し価格は約4万5千円

カメラの中核は5000万画素のCMOSセンサーだ。メーカーは型番を公表していないが、Sony IMX766、またはその改良版であるSony IMX890である可能性が高い。いずれもQuad Bayer技術を採用した従来型のBSI CMOSセンサーで、LOFICセンサーではない。そのためダイナミックレンジはDJI Osmo Pocket 4Pを下回るものの、DJI Osmo Pocket 4やInsta360 Luna Ultraと同程度とみられる。

レンズは画角110度、絞りF/2.2で、フルサイズ換算では約15mmに相当する。DJI Osmo Pocket 3やPocket 4の20mmレンズより大幅に広角である。オートフォーカスは搭載されていないが、顔や被写体をリアルタイムで追従するAIトラッキングを備える。被写体は画面をタッチして選択でき、スマートフォンアプリは不要になった。トラッキングの開始、録画の開始、撮影など、4種類のジェスチャー操作にも対応する。

動画はH.264またはHEVCで、最大ビットレートは80Mbpsである。DJIの機種は180Mbpsに達する。4Kと2.7Kは最大60fps、1080pは最大120fpsで撮影できる。静止画は最大8192 x 6144ピクセルで、JPG形式で保存され、製品ページにはJPG+DNGも記載されている。ISO感度は100から3200、シャッタースピードは16秒から1/8000秒だ。ログプロファイル、10ビットモード、HDRは明記されていない。

ジンバルは最大450度の回転範囲を持ち、複数のフォローモードを選べる。パン速度も調整可能である。480 x 480ピクセルのディスプレイはスライド式フレームに配置されており、下にスライドするとカメラが自動で起動し、戻すとモーターが固定される。さらに一段進めるとカメラヘッドを覆うカバーが閉じるため、持ち運び用の別ケースは不要だ。ただし、構図やピントを細かく確認するには画面が小さく、Feiyu Camアプリを使ったスマートフォンでの確認が必要になる場面も多いだろう。

内蔵のeMMCメモリは128GBで、ユーザーが使える容量は約111GBである。microSDカードスロットはない。メーカーによると、フルHDで約875分、4Kで約3時間分を保存できる。DJI Osmo Pocket 4は内蔵メモリが107GBで、メモリーカードスロットも備える。1300mAhのリチウムイオン電池で、1080p・30fpsなら最大2.5時間、4K・30fpsなら1.8時間、4K・60fpsなら1.5時間撮影できる。外部マイクには対応していない。

本体はアルミ・マグネシウム合金とプラスチック製で、折りたたみ時のサイズは140.5 x 52 x 31.7mm、重さは約205グラムである。防水性能はない。クリエイター向けセットは約5万7千円で、マイク、バッテリーパック、三脚が付属する。携帯用バッグ(約7,400円)と調整式の延長ロッド(約5,900円)は別売りとなる。