Banana Pi、Wi-Fi 6ルーター向けボードBPI-RT2を発表
Banana Pi社は、シングルボードコンピューターのラインナップにBPI-RT2を追加しました。本製品は、家庭や小規模オフィス向けの低価格なルーターや無線アクセスポイントの構築を想定しています。すでに注文が可能で、参考価格は約3,900円です。

基板の中核となるのは、2基のMIPS interAptiviコアを備えたRealtek RTL8198Dプロセッサーです。256MBのDDR3メモリと、128MBのSPI-NANDフラッシュメモリを内蔵しています。有線接続用には、いずれも1Gbit/sのLANポート3基とWANポート1基が用意されています。
無線機能にはWi-Fi 6(802.11ax)規格が採用されています。2.4GHz帯ではRealtek RTL8892XBR、5GHz帯ではRealtek RTL8832Dが動作します。どちらも2×2 MIMO方式に対応しており、アンテナ接続用のコネクターは4か所あります。
そのほかのインターフェースとして、USB 3.0 Type-Aポートのほか、GPIOとI2Cに対応した5ピンおよび9ピンのコネクターを備えています。基板サイズは97×65mmで、12V電源はDCコネクターから供給されます。
ユーザー向けには、回路図、DXF形式の設計ファイル、OpenWrt 22.03のイメージなどの技術資料が提供されています。
これに先立ち、同社はより高性能なBPI-R4 Proを発売しており、上位クラスのルーター向けに位置づけられています。この製品は、4基のArm Cortex-A73コアを持つMediaTek MT7988A(Filogic 880)チップを搭載し、2.4GHz、5GHz、6GHzの各帯域でWi-Fi 7に対応します。
このモデルには、10GbE WANおよび10GbE LANポート、2.5GbE LANポート、1GbE LANポートが搭載されています。さらに、M.2 B-Keyモジュール形式の4G/5Gセルラーモデムを追加することも可能です。