BiostarがIntel Panther Lake搭載の産業用PCを発表

Biostarは、エッジ環境でのさまざまな用途に対応する小型産業用コンピューター EdgeComp MT-U325 を発表した。本機はIntel Panther Lakeプラットフォームを採用しており、AIアプリケーションにも適している。

BiostarがIntel Panther Lake搭載の産業用PCを発表
写真: Biostar

中核となるのはCore Ultra 5 325プロセッサーで、8基の演算コア(高性能コア4基と高効率コア4基)を備え、最大クロック周波数は4.5GHzに達する。グラフィックス処理は4基のXeコアを持つIntel Xe3 Graphicsが担当し、ニューラル演算はIntel NPU 5が受け持つ。INT8演算で最大50TOPSの性能を発揮する。メモリーにはDDR5-7200対応のSO-DIMMスロットが1基用意されている。

ストレージ用には、NVMe対応のM.2スロットが2基ある。PCIe 5.0 x4のKey M 2280と、PCIe 4.0 x2のKey M 2260/2280である。さらにSATA-3ポートを使って追加のドライブも接続できる。無線通信用には、Wi-FiおよびBluetoothアダプター向けのM.2 Key E 2230コネクターと、SIMスロット付きのM.2 Key B 3042/3052コネクターを搭載しており、4Gまたは5Gのセルラーモデムを取り付けられる。

ネットワークには、Intel i226-LMとIntel i226-Vコントローラーを使った2基の2.5GbEポートを備える。オーディオにはALC897とALC105のコーデックを採用した。電源は90Wの外部ACアダプターから供給される。

複数のモニターへの同時出力に対応しており、最大7860 × 4320(60Hz)のHDMI 2.1ポート2基と、最大4096 × 2160(120Hz)のDisplayPort 1.4ポート2基を備える。前面にはUSB 2.0 Type-Aポート2基と3.5mmオーディオ端子があり、背面にはUSB 3.0 Type-Aポート3基、USB 3.1 Type-Cポート1基、RJ45ネットワーク端子が並ぶ。

本体は穴あき構造の筐体に収められ、サイズは196.5 × 193 × 45mm、重量は約1kgである。冷却はファンによるアクティブ方式で、動作温度範囲は0〜+50℃となっている。対応OSはWindows 11、Windows 11 IoT Enterprise 24H2、Ubuntu 24.04で、互換性が保証されている。